1頭丸ごと
全部位を取り扱える理由
「あか牛」の出荷時の体重は800kg~900kgにもなりますが、枝肉の状態では500kg~550kgとなり、中でも希少部位と呼ばれる、ほんの数キロしか取れない部位があります。
当店のお肉は自社牧場育ちですので、全ての部位を使う事ができます。もともと和牛の中でも希少な「あか牛」のさらに希少部位となると関東ではなかなかお目にかかれないとても珍しいお肉ということになります。
熟練した加工技術
大切なお肉を切り分けるには、熟練した加工技術が必要で、生産から携わった者しかできない愛情を込めた「あか牛」のお肉をぜひ店頭にお越しになってご覧ください。
作りたい料理によって当然カットの仕方が変わってきます。そういう時には、どういうお肉を選んで、どのようにカットしたら良いか?と気軽にお申し付け頂けると嬉しいです。
当店では、カットした肉の他、大きな塊肉から欲しい重量でカットすることも可能です。
旨味を引き出すチルドにこだわったエイジング
ここ数年の熟成肉ブームでドライエイジング技法が広く知れ渡りました。ドライエイジングとは、欧米のアンガス種のような歯ごたえのある赤身の肉を乾燥熟成することで、やわらかくナッツのような香ばしい香りのお肉に仕上げてくれる素晴らしいテクニックです。
私たちが取り扱う「あか牛」は和牛です。黒毛も含めて和牛には経産牛のモモなど一部部位にはこのエイジングが有効と考えますが、私たちは基本的にはウエットエイジングを採用しています。
チルド状態で肉を数日寝かせると、タンパク質の分解酵素によりアミノ 酸に分解され肉質がやわらかくなり、旨味が増すという考え方は、ウエットエイジングも同様で、利点としては1頭から数キロしか取り出せない希少部位に切り分けることができると言う点が挙げられます。
乾燥熟成ではロスしてしまう希少部位でも容易に切り出すことができ、低温のチルド状態を保ちしっかりエイジングすることでお肉の持つ旨味を最大に引き出すウエットエイジングでみなさまに提供させていただいております。